法九条の碑 西原町役場前

沖縄県の西原町にも憲法9条の碑がある。役場の前にその碑はささやかにおかれている。
            祖国復帰三十周年平和憲法記念碑
(戦争の放棄、戦力の不保持、交戦権の否認)
第九条 日本国民は正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
② 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権はこれを認めない
 二〇〇二年十月十日
      沖縄県西原町長  翁長正貞
 翁長正貞(おなが・せいてい)氏(1938年同町幸地生まれ。66年沖大経済学科卒業。66年同町役場に就職。89年収入役、96年町長就任、二期務める)は、この石碑が建てられた当時の西原町長であるが、2010年3月現在の時点では、町長職を退いて、沖縄県西原町九条連という団体の代表の一人となっている。沖縄戦では、西原町は、住民の半数近くの人が犠牲になったという。平和への思いは、ことさら強いものがあるに違いない。翁長氏が町長であったとき、町民への政策理念に
 「沖縄の立場を踏まえ、護憲、反戦平和、国際交流を基調とする街づくり」
を最初に掲げていることから、平和への想いの強さが想像できる。

 後先になるが、九条連とは「憲法九条―世界へ未来へ連絡会』という団体の略称で、「憲法九条の精神を国内外に広めることを一致点に、平和を求めるすべての個人・団体の参加を呼びかけています」とあり、「特定の政党や党派に左右されることなく、他の団体との競合や対立を避け、連帯を重視し、国民のエネルギーを総結集して憲法改悪を許さない運動の発展をめざします」とうたっている。
 西原町には、今、町内に、琉球大学などの文教施設を有し、アメリカ軍の駐留基地などがない、ということなどもサイトに書かれていた。ついでながら、西原町の役場のすぐそばには、サンエー西原シティという大きな商業施設もできていて、文教地区として発展しそうな予感がした。
 西原町はこれからも文教の町として、発展していくであろうが、憲法九条の理念を堅実に守っていく町としてあり続けてほしいと願いたい。

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